2012年3月20日火曜日

病院デビュー☆

とうとうしでかしました。
アフリカ仕込の下痢。

この1年と約3ヶ月、すこぶる元気に過ごし、天下無敵、唯我独尊、かかってこいとばかりに鋼鉄の胃袋を誇ってまいったわけですが、ここにきて記録は途絶えてしまいました。

どうも胃もたれと倦怠感にさいなまれ、日照りで疲れたかしらなどと思っていたら夜になると出るわ出るわの熱。まさかのマラリア!?と思い、焦って検査キットでチェック。陰性。ここで一息。
明日の朝に様子をみることにして、再度ふて寝。

朝になって熱は落ち着きつつあるものの、お腹の様子が半端なし。トイレの住人になろうかと思われるほど通いっぱなし、だしっぱなし。こんな状態ではお医者様に行く道中で恥を晒してしまうということで、自宅待機という名の休養。そんなこんなで発症3日目に首都のお医者様へ行くことを覚悟しました。

なぜもこんなに医者への足が遠ざかるか。。。それはやはり語学。それでなくとも言葉の壁は大きいのに自分の一命(大袈裟!?)がかかった場面でいつもの如く、えへへ、うふふで済ますわけにはいかんわけです。そこで辞書を取り出し、医者に舐められぬように重要単語を暗記、口ずさみながらの道中。心身ともに疲労困憊。

気合とお腹の緩みを抱え、いざ医者へ!
ムズングご用達の清潔感溢れるこじんまりとしたクリニック。しかしこのような雰囲気に騙されてはならぬと気合を入れなおし単語チェック。緊張し待つこと数十分、お医者様直々にお呼び出し。緊張沸点。

お医者様 “Hello. How are you?”(にんまり)
この確信犯め!
“I'm not fine.”
というわけで、大変爽やかな持ちネタのある好紳士にリラックスし無事診療完了。暗記した単語も余すことなく使い切り、悔いナシ。

次の日に検査結果も出ました。

お医者様 “ 〃仝ゝゞ々〆ヾ―‐/〇 ̄¨`´゜゛\§^≫¬⇒⇔∀∃∠⊥∂∇≡∨≪†√∽∝∵∫∬
ʼn♯♭♪‡~′≒×∥∧|…±÷≠≦≧∞∴♂♀∪‥⊂⊇∩⊆∋∈〓〒※″”

わたし ぽかーん。医学用語の嵐。

お医者様 “∴♂♀∪‥⊂⊇ what means a kind of bacteria.”
              <*注:ちょっと嫌味なイギリス英語で読んでいただければ幸いです。>
わたし  “おけ、おけ。is it serious?”

お医者様 “you are walking and laughing, aren't you?”
       <*注2:ちょっと嫌味なイギリス英語で読んでいただければ幸いです。>
ごもっともです。

一回飲むだけでいいというお薬をもらい、Thank youを連発しご機嫌で帰る私。病院に行ったということの達成感はまるで初めてのお遣いを終えた幼子のよう。こうして、効き目抜群の薬でバクテリアを死滅させ、またもスコブル元気な日々を過ごしております。

週明け職場に戻ると
“まさこー、you become small!”
体は少しばかり小さくなったようですが、メンタル面は一回り大きくなったような気分です。