2011年7月23日土曜日

予告

我家では、ただいまダニが大発生。
これが初めてというわけではなく、2度目。そんなわけで、対処法も手馴れたものです。
前回はウガンダに来たばかり、何か恐ろしいモノに襲われたのかとビビリまくっていたのを思い出します。
ダニの‌原因は、部屋が汚いから?まぁその辺りはうやむやにしておきたいところですが、発生地は枕。突き止めました。そして、袋詰めにして焼却。あとは部屋に残るダニを掃除・洗濯で壊滅させるのみです。そんなわけで、殺虫剤を撒き散らし部屋を閉め切って旅立とうと思います。旅立つ。。。そうなんです、来週から1週間お休みをもらって、ルワンダとタンザニアのザンジバルへと繰り出します。
ウガンダでも十分海外なんですが、恐ろしいものでここでの生活もすっかり日常と化してしまいました。そんなわけでお隣の国をまわってきます。
しばらく音信が絶えますが、元気ですのでご心配なく~。

2011年7月17日日曜日

2本立て

カンパラからの帰り道、嬉しいことと、腹立たしいことの2本立て。

ほんと不便な一等地にJICA事務所はあります。
用事を終えて帰ろうと思っても、バス乗り場までは徒歩3、40分。日陰がなかったりすると、うんざり。しかし、この日は奇跡的に知り合いウガ人が通りがかり、カウェンペ(我が町カワンダまであとちょっとの距離)まで乗せてったげる、との優しいお言葉。車といっても、Kトラックの荷台。どこかで拾われた他の人と相乗りさせていただきました。ザッツ・アフリカってな感じで、風に吹かれ、砂にまみれ、お尻を強打しながらの旅。バスだと通らない道や景色を堪能し、片言ルガンダで愛嬌を振りまき、無事到着すればサッパリ清々しく解散。
 ロードムービーのようなひととき。

これで終ってくれれば、すこぶるご機嫌で家路に着いたのですが、、、。
カウェンペからカワンダまでは、乗り合いバスで10分程度の距離。何の交渉もせずにバスに乗り込み出発。降りる場所が近づき支払いをしたものの、おつりが帰ってこぬ。騒ぎ立てる、ワタシ。
「嘘つき、ドロボー、金返せ!」
だけど無視。ここまでは、よくある話。この後が問題。
周りの乗客が大概なだめたり、味方についてくれるのに、この日は
「早く降りろよ。」
なんていう冷たい言葉。孤立無援。
この時点で、かなり悔しいのに極め付けは、
走り去るバスの窓から、
「チンチョン、チャン、チョン・・・・・」
わけのわからん中国語のマネをして、からかい走り去っていくバス。
ぼったくられるは、バカにされるは、あまりもの悔しさに近くの柵に八つ当たり。

何を言ってもバカにされるのなら、神様の名前を借りて「天罰下るぞ!」とかいって脅してやろうかと画策中。なんといっても信心深いウガンダ人。キリスト教にも関わらず土着の宗教とMIXして、悪魔祓いや呪いみたいなことも生きてるようなので、意外と効果あるんじゃない!?と眠れぬ夜ひとり考えておりました。覚えとけよ、コンダクタぁー。

*コンダクターとは運転手とは別に、料金を集めたり、お客の乗り降りを管理している人。

2011年7月10日日曜日

学園祭

Mengo Senior School のOpen Day へ遊びに行ってきました。
以前、養蚕センターに社会見学へ来ていた学校で、美術クラスもあるというウガンダでは珍しい学校。日本で言う中学生から高校生にあたる子供が通っています。
先生曰く、テキスタイル・クラブを新しく作った?作る?から教えに来てくれないかとのこと。
そんなわけで覗いてきました。

何より驚いたのは、学校の規模。まるで大学のキャンパスみたい。生徒数も3600人という大所帯。
それぞれのクラスごとに展示や販売がされいて、お客さんもいっぱい。活気に溢れた学園祭です。

こちらは、建築系の学生。模型と図面を並べて解説してくれます。
夢のマイホームといった感じ。そして、ウガンダにこんな精密な図面を書ける人がいるんや!と心ひそかに驚いておりました。将来有望な青年なのでしょう。

こっちは木工クラス。
貯金箱からベッドまで、あらゆる木製品を制作、販売。いっそ彼らに本棚注文したほうがいいんじゃないかと、、、。写真左手の彼。わたしの理解を遥かに超える早口英語で演説家のごとく何かを訴えていました。うなずいてたけど、まったくわからん。

お料理クラス
わたしの興味はココでマックス!
先生に案内してもらっていた手前、何も購入しませんでしたが、おいしそうなヨーグルトやピザ、ケーキが並んでいて、生唾を飲み込みながらの見学。

そして、アートクラス。
デッサンやら彫刻、陶芸なんかが所狭しと並んでおります。

他にも、園芸クラスや電気関係のクラス、パソコンなどなどたくさんの専門に分かれています。
テキスタイル・クラスももちろん見学。編み物、織物、シルクスクリーンまでいろんな技法で作品を制作。ミシンも足踏みミシンだけでなく電動(?)のもありました。このところ学校を訪問する機会が多かったのですが、ダントツの規模、資本力。カンパラ恐るべし。

今後月1ペースで学校を訪問し、クラブ活動の指導をすることになりました。
果たして部員がいるのか?若干疑問ではありますが、エリート学生に舐められないように英語の勉強に励むいいチャンスなので、ここはひとつ気合をいれて挑もうかと思います。

2011年7月7日木曜日

学校ツアー

先輩隊員が勤務するカユンガ県の学校を2つ訪ねてきました。
ひとつはJICA派遣先で最も貧乏と噂の学校。
屋内?屋外??大竹伸朗もビックリの小屋。
柱に牛を繋いでいたら、引っ張って傾いたなんていうエピソードも。
中では年少さんが勉強中。
ノートを拝見。

和みます。

もう一方の学校はというと、
こちらは公立の大型学校。その中の養護学級を見学。
アクセサリーを作ったり、織物したり。。。楽しそう。

学校のレベルや規模は違うけれど、基本的に子供は汚い。
服破れてるし、鼻水たらしてたり、裸足やったり、カビ生えてたり。
けど、表情を見てると、なんだか愉快な気分になります。

2011年7月6日水曜日

ショッピング

生活していると、あれこれ足りないものや欲しいものがでてきます。
このところ探しているのは、本棚と小さな机。
近所には大工さんが軒を連ねている場所があって、通りかかるたびに物色してました。

出来上がったものを買うことはもちろん、オーダーメイドもできます。
しかし難題は数知れず。ぼったくられる、いつまで経っても出来上がらない、意味のわからんもんが出来上がる、前金持ち逃げされる、などなど信用ならんウガンダ商人たち。
ただの買い物なのに、やけにエネルギーを使います。

そしてとうとう先日注文。。。
結果はこれだっ!
プチ・キッチン

ちゃんと机の形をしております。(バカにし過ぎ?)
しかし。。。足の長さが全て違う。そして捩れている。
日本人の求めるクオリティーが高いのか!?うーーーん、わからん。それにしても仕事が粗いぞ、セバスチャン。
まぁ、出来上がったということで良しとしましょう。でも本棚は別の人に頼もーっと。