2011年11月24日木曜日

アリ地獄

小さいころ日曜洋画劇場的な番組で、蟻んこが人を襲うというパニック映画(?)を見た記憶があります。そんなどうでもいい記憶が蘇る、衝撃的な蟻んこ体験。

相も変わらずお蚕様のお世話に明け暮れる日々。いつものごとく桑畑へ。
藪のような桑畑に入り込んで、ひたすら葉を摘む。
チクリっ。
としたかと思うと
チク、チク、チクリっ。
時既に遅し。

足を踏み入れたのは、蟻んこ大行列。
しかも、日本にいるような
“なんか甘いものありませんか?”的な柔なやつではなく、やけに顎が発達した、噛む気満々、攻撃力全開のUG蟻。
足もサンダルも蟻にまみれ、ズボンの裾から入ってきたのかチクチクあちこち噛まれ放題。
側にいた同僚は、
“マサコ、ズボン脱ぎ!”
と言うものの、さすがに公衆の面前でパン一になるほど恥じらいのない人間にはなっておらず。。。ひとまず前線を撤退して、人の体に喰い付く蟻んこを夢中で払い落とす。

噛まれたからって腫れたりするわけじゃないのでダニよりマシなんですが、ビジュアルに訴えかけてくる迫力はピカイチ☆
桑畑に入るときは、蛇はもちろんのこと、蟻にも気をつけるべし。

2011年11月20日日曜日

結婚式

結婚式に御呼ばれしてきました。
結婚されるのは私の住むゲストハウスの管理人であるELIASSIさん。

1月ほど前からミーティングという名の式準備が進んでいました。
ミーティングというのは、毎週1度、新郎(もしくは新婦)の関係者を集めて結婚資金を集めるというもの。なので、結婚式にかかる予算をみんなに公開して

“ちょっと結婚指輪が高すぎるんじゃない?”
とか
“知り合いがウエディングケーキ安くで作ってくれるかも。”

なんていうやりとりの元、みんなから寄付を募っていきます。
もちろん私も参加して、募金完了。
紙切れに金額を書いて会計担当(?)らしき人に渡します。
●●さん□万シル!▲さん○万シル!という感じで、なんだかオークションのような高揚感でした。

そして当日。
披露宴が行われるのは3時と聞き、会場に着いたのは1時半。そして待つこと5時間。
 新郎新婦の到着。

その後は、歌う、踊る、歌う、歌う、踊る、踊る の
めくるめく大宴会。
なんかわからんけど、踊って騒いでれば万事OKといった模様。

閉会は夜11時。バスの送迎付き。
バスの中でも無論大合唱。

日本でも結婚式は一大イベントですが、ウガンダでの結婚式は日頃慎ましやかなだけに、まさに人生を懸けた壮大なイベント。いつも庭先をきれいに掃除してくれる控え目なELIASSIさんですが、この日は、主役オーラを存分に放って、とっても幸せそうでした。

2011年11月7日月曜日

まさかの。

日本を離れているうちに、あの大手企業が合併!?

停電の日々に明かりを灯す“パナシバ”。
重宝してます。Made in Indonesia.

2011年11月5日土曜日

またまたセネネ

バッタ話ばかりで心苦しいのですが、言わずにはいられない。

ウガンダでは11月は試験の時期。小学校低学年くらいの男の子が乗り合いバスで移動中に熱心に教科書を読んでいます。たぶんに理科の教科書。
開かれたページには“Food Web”のタイトル。様々な生き物が描かれ、食物連鎖の仕組みが図解。
ヒトを中心として鳥、牛、バッタ、ねずみといった生き物の食べる食べられるの関係が矢印で結ばれています。
ヒトから伸びる矢印は放射線状に広がっています。その先には当然のようにバッタ。イラストを見る限り日本でも目にするトノサマバッタ。
もちろん人間以外にも敵は多く、鳥にも狙われていましたが断トツ人間様が天敵でありましょう。

こうして教科書にサラリと描かれているのを見て、いかにセネネ(バッタ)が国民的な人気を誇っているのか痛感。セネネ食べずしてウガンダを語ることなかれ。まっ、セネネ食べてもウガンダは語れないか。

2011年11月4日金曜日

食文化

食べ物の話は、当たり障りもなく、そこそこ盛り上がるのでよく話題にのぼります。
“日本人は何を食べてるの?”
“主食はお米。”
“それだけ!?”
“パスタとかヌードルとか。。。かな。”
“SORRY”(お気の毒に。)

こんな会話はしょっちゅう。
おかずのことを説明しても、いまいち伝わっていないよう。
主食がお米しかない残念な国ニッポンとして、私の周辺のウガンダ人は解釈しています。
ましてやマトケ(甘くないバナナ)がないなんて、SO SORRYです。

そんなウガンダでバナナが嫌いなウガンダ人に出会いました。
どれくらいレアかというと、白ご飯が嫌いな日本人って感じです。
マトケ食べずにウガンダで暮らしてきたなんて、さぞかし風当たりが強かっただろうと勝手な心配をしてしまいました。

2011年11月1日火曜日

変身

11月に突入!
ウガンダにいると季節感がないためにさっぱり時間が経っているという感覚が掴めないままであります。でも、カレンダーを見れば、今年も残るところ2ヶ月。ウガンダでの生活も10ヶ月が過ぎたことになります。当初、戸惑いだらけ、びびりまくりの生活も時間とともに小慣れてきたようです。

気分を一新というわけで、先日、理容師の免許を持つ隊員Oさんに髪を切ってもらいました。ウガンダにもサロンはありますが、、、やっぱね、、、びびります。
ひたすら伸びきっていたロングヘアーをセミロングに。そして前髪もカット。友人からは若返ったねと優しいお言葉。

いつものごとく、ハロぉ~とご機嫌で出勤。
するとすると、おかしな間が。
しばし時差があり、“マサー!!バーナンゲーーー!!!(Oh, my godの意)”
髪を切ったために私と認識するまで時間がかかったようです。
しかも、“Big Face!”
なんじゃそら。
感想が、顔デカイって。。。新鮮なコメント。
その後、“Like designer”とか“You are smart(おしゃれの意)”なんてお褒めの言葉を頂きましたが、どうも初コメントのインパクトが強すぎて慰めにしか聞こえません。

私もNSCの一員としてしっかり定着したつもりでしたが、まだまだアジア顔への固体識別は難しかったようです。残り1年と2ヶ月、変化しても識別してもらえるように顔を売っていかないとダメだわ、と再確認でした。

*写真はね、やっぱりね、顔が小さくなってからアップします。