2012年1月31日火曜日

ある夕方

近所のジュース売ってる店の軒先で、おばちゃんとしゃべりながらぼんやり過ごしていると、ブツブツ独り言いいながら歩いてくるおっちゃん。
ボロボロの布を体に巻きつけて、破れまくった麦わら帽子を被る。帽子からはみ出てる髪の毛はグシャグシャで、髭もモジャモジャ。群を抜いて、汚い。

近づいてくると異臭が漂う。目をあわさないでおこうと思ってもついつい気になってしまう。案の定こちらに向かってくる。ガンダ語でまくしたてて、お金を催促している様子。
隣に座ってるおばちゃんが500シルをあげると、突如歌い踊りだすおっちゃん。
野次馬にバケツを渡してドラム代わりにしリズムをとる、それに合わせてお尻を振りながらユーモラスに踊る。動くと臭い、動かなくても臭いけど。
野次馬の男性に絡んで、嫌がられつつも、なお踊る。
人垣が少なくなり始めると、終了。

おばちゃんに“あの人は何をしてるん?”って聞いてみると
“He makes funny.” だそう。
旅芸人みたいなものか。浮浪者しながら食い繋いでいるようです。

仕事帰りの夕方、軒先で他人が集まって、浮浪者の踊りをみて、手を叩いて笑い、終ればまたおしゃべりが始まる。

大らかな世界だと思う。

2012年1月26日木曜日

避難

ウガンダでは、26日は祝日でお休みです。
同僚は“ウガンダの祝日は少なすぎる”(年間11日ほど)とぼやいております。だが、しかし、彼らには自主祝日という名のランダムな休日が存在していることを私は知っている。

理由1:洗濯物が溜まっているから。
理由2:昨日、教会でダンスの練習があって疲れたから。
理由3:水を探しに行かないといけないから。
理由4:美容院に行かないといけないから。

などなど、そんなん休日にやっとけよ!と、突っ込みどころ満載の理由で彼、彼女の仕事はお休みになります。要は仕事は第二、プライベート優先という社会のようです。

明日はお休み!ということで、明日から週末までカンパラへ。
理由3を行使して週末までの逃避行です。
12月から水がでない。日本から帰ってきたら、復活してるかな~♪と期待してみたが、回復せず。これまでは職場で水を確保していたのに、ここすらストップ。そして大事に溜めてた水が盗まれ、まもなく水なし。。。ボダと呼ばれるバイクタクシーにお水汲んできてって頼めば解決するんですが、この交渉が嫌い。ウガンダよ、電気無しは100歩譲ってよしとして、水だけはなんとかしてほしい。

2012年1月23日月曜日

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

2012年を迎え既に22日が経っていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて何を隠そう、わたくし年末から年明けまでウガンダを脱走し日本へ一時帰国しておりました。一年ぶりの本気日本食に喰らい付き、食べつくし、温泉まで堪能し、後ろ髪をひかれつつ、常夏乾季のウガンダへまた戻ってきた次第です。
やはり日本は凄かった。。。サービス力が半端ないですね。

同僚には日本への帰国は秘密。日本までのチケット代はウガンダ人の年収、またはそれ以上。だから軽々しく日本に帰ったなんて言えません。。。
しかし、雰囲気の違いはしっかり伝わったようで、同僚には
“You are fat!”
そらそうだろうさ、だって美味しかったんだもの。
“You are white.”
寒かったからね。
“スマーティー!”(おしゃれの意)
美容院行ってきたからね。
日本人からも、日本人になって帰ってきた!と言われる始末。
ちなみに有効期間は1週間。

一回り大きくなったことは間違いありません。
残す1年、減量しつつも健康第一で過ごしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって幸多い一年となりますように。