2010年12月13日月曜日

はじまり、はじまり。

ウガンダへの派遣に向けて、絹糸三昧の見学ツアーを決行しました。
まずは、12月13日群馬県のとある座繰り工房へ。
蚕を育て、繭をとり、昔ながらの方法で糸をひいておられる絹糸の工房です。
糸を紡がれる手捌きは魔法のよう。使用されているのは、プリミティブな器具ばかり。そして、何もかもが早過ぎて素人目には何が行われているのかわかりませんが、するすると指先を通って糸が巻き取られていきます。出来たてのシルクの糸は、まだ濡れて輝いていて、とにかくきれい!布とは違う美しさがあります。
昔はこんな光景が多く見られたようですが、 今では絹産業も海外へと拠点を移しほとんど目にする機会がなくなってしまったそうです。こういった技術は伝統工芸という名の下、残していくしかないのでしょうか。世の中の流れとはいえ、なくなるばかりでは、ちょっと寂しいもんですね。

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