庶民の足、マタツ(注1)。以前にも紹介していますが、ここでは数々の人間ドラマが繰り広げられます。あるときは傍観者、またあるときは当事者として。。。
そうあの日は、日差しの強い午後のことでした。
カンパラ市内へ行くマタツに乗り降車場所へ来たときのことです。いつも通りの金額を支払いコンダクター(注2)に止まるよう指示したときのこと、彼は頑なにお金を受け取ろうとしません。そして請求するのはいつもの倍の金額。これもよくあることとはいえ、やはり気が立っていると穏便ではいられません。
“この嘘つき!”
“泥棒!!”
“ろくでなし!!!”(コレは語学力上言えませんでしたが、気持ちの上では叫んでおります。)
と喚く。そんな声を無視して、バス停を通り過ぎようとするマタツ。
堪忍袋の緒も切れて、コンダクターを平手打ち。(顔ではなく、肩をね。)
後は、日本語で暴言を吐く。(この場では、公表を控えさせていただきます。)
乗客失笑。
見かねたドライバー(注3)の一言は
“Be patient!”
こうして私はいつものバス停を少し通り過ぎたところで降りることが出来ました。
人を騙しておいて、ビーペイシェントはないやろ、と思うもののなかなか味わい深い言葉です。
週末、日本の友人との話題は【ウガンダに来て変わったこと】。丁度、わたしは短気になった、と話ていたところでしたから。変わったというべきか、ウガンダに来てメッキが剥がれたというべきか。。。以前は怒っても手を出すことはなかったもんなぁ。まぁスッキリしたけど。これって癖になりそう。。。!?
*注1:マタツ…ハイエースの乗り合いバス
*注2:コンダクター…乗車口に座り、お金のやりとり、客引きをする人
*注3:ドライバー…運転手
まさこちゃんもやりますねぇ!!
返信削除母上殿が聞かれたら卒倒なさるんじゃ(^^;
でも、無事に降りられてなによりでした。
だんだん、頼もしくなっていくまさこちゃん。
めったにないことなんだろうけど、
次回の防衛のためにその言葉も覚えてみる?(^^;
ところで、今がんばってるシルクのスカーフだけど、
日本に取り寄せってできますか?
ありがとうございます!
返信削除どんどん雑な人間に磨きがかかっていきます。
取り寄せについてですが、直接メールでやりとりしていいでしょうか。
fuzi_masako@やふー.co.jp
までメールお願いします。