2012年2月9日木曜日

事件は起こる。けれど。

NSC(National Sericulture Center)は、だだっぴろい桑畑を所有し、お蚕様を飼う為のお家がいくつか並び、各々の部屋には電気と水道蛇口が設置されているという立派な施設。(お蚕様は間違いなく一般ウガンダ人よりも良い家に住んでおります。)
そんな立派な施設なものですから、警備は万全?一応、アスカリ(警備員さん)2名が専属で雇われ入り口に配備され、広大な敷地にはフェンスが張り巡らされるという対応。

にも関わらず!週明けの朝、出勤すると。。。
フェンスが無くなっている。骨組みだけ残してごっそりと。
フェンス泥棒。
それ以外の被害は特になし。

老人アスカリを見かけると、顔を負傷し目を腫らしている。
もしかして泥棒と格闘したのか!?
と思って伺ってみたところ、犬小屋を製作中に顔をぶつけたとのこと。
そっか。。。

若手アスカリは“ロープ、ロープ!”と騒いでいたり。
泥棒捕まえたか!?こっちでは泥棒が捕まると袋叩き、半殺し、生き埋めにされるとかなんとか。
それともロープでフェンスの代用!!?
そんな期待を大きく裏切り、
チキンより美味しい鳥を見つけた!と走り去っていく。(同僚は i've never tasted it ! と若干うらやましそうだった。)
日頃の弓の手入れも、きっと鳥を打ち落とすために違いない。

泥棒に入られようとも、いつもと変わらない日常。
彼らを脅かす大事件とは一体どんなものだろうか。。。

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