2012年6月30日土曜日

マラリア疑似体験

40度を上回る発熱。2時間ほどでみるみる上がる体温。これだけ発熱すると、頭痛も悪寒も発汗も未体験領域。初体験目白押しです。

職場でお昼ごろから体調不良を訴えて帰宅。みるみる悪化。最初は意識がハッキリしていたものの、数時間後にはトイレにいったまま立ち上がれなくなるという残念なシチュエーション。救いの神は、職場から心配して見舞いに来てくれた女性陣。

“まさこ~、まさこ~~”
“あいむ ひぁ~”

項垂れていたところを救出していただきました。速攻、病院送り。
ご近所さんたちも集まってくれて、車をチャーターしてくれたり、ウガ飯を盛ってくれたり、しかも病院まで付き添ってくれるという優しさに半泣き。

自己診断では間違いなくマラリアに違いないと確信し、カンパラでの長期療養を覚悟していたのですが、結果の方は例のバクテリアの一種でした。手強いボスキャラのようなバクテリアだったのか、処方箋は前回の6倍の抗生物質。薬で胸焼けしそうです。

今回は人情に打たれるバクテリア体験となりました。近くの隊員が水やジュースを差し入れてくれたり、近所の人がご飯もってきてくれたり、病院まで付き添ってくれたり、夜に電話で呼び出してJICAスタッフにお金を立て替えてもらったり、おにぎりご馳走になったり、たくさん電話もらったり。。。挙げればキリがないのですが、異国の地で体を壊すと想像以上にダメージが大きいが、しかし、助けてくれる人が本当に多くて優しさが沁みいる。不便なところでは、人を助けるのは人だということを思い知った次第です。不便じゃなくても、そうありたいものですが。

そして、教訓。
なるなマラリア マラリアなるな
お粗末さまです。

2 件のコメント:

  1. 大変なめに遭いましたね。
    でも、同僚の方達が来てくれて本当によかった、よかった。
    不便なところでの生活は、人と人とのつながりも
    強いものなのでしょうね。


    とにかく、マラリアではなくて一安心でした。

    マラリア、バクテリアの病気など隣り合わせの生活は、
    なにかと気が抜けないでしょうけど、
    帰国まで身体に気をつけて過ごしてくださいね。

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます!
      もう完治して、これまで通り元気に過ごしています。
      しばらくは、生もの、怪しいローカルフードは避けて自炊生活を心がけてます。

      削除