2011年6月10日金曜日

弾丸出張ツアー 1日目

7日から1泊2日でウガンダの南西に位置するチルフラ、ブシェニへ出張へ行ってきました。
目的はウガンダ養蚕組合の中核であるブシェニ、チルフラを視察し今後シルク糸の取引が可能か知るため。それと先日研修が行われた女性たちの仕事っぷりを見学するため。早朝にカンパラを出発し、赤道を越えひた走ること6時間。初日は、チルフラを訪問。

何にもありません。広がるのは広大な土地。牛、ヤギ、鶏。人口と家畜が同数かそれ以上に家畜の方が多いんじゃない?というゆったりとした場所です。見学といったて、見るべきものがほとんどない。事務所見学といっても、鍵を持ってる人が入院していて入れないとか(仕事どうしてんの?)。養蚕農家を訪ねても、蚕育ててる気配がまったくなかったり(ただの豆倉庫)。。。養蚕をされているという地元名士のお宅で、お茶しながら質疑応答。組合長は援助が欲しいから必死でアピールしてくるんですが、私にそんな権限もなく、おじちゃん空回り。挙句、“君は養蚕の未来にどんな展望をもっているんだ!?”と激昂気味。“わたしはただの手工芸ボランティアです。”こうやって、お互いに虚しい時間が過ぎていく。
そんな時間をやり過ごし、出張に通訳として同行してもらったホープのご実家へ昼食をご馳走になるため、おじゃましました。ご馳走三昧!テーブルいっぱいのお食事を用意していただき、本当に美味しい時間でした。お父さんは“泊まって行ったらいいのに”と親しみを込めて言って下さり、後ろ髪をひかれながらのホテル帰りとなりました。
ホープの甥っ子

0 件のコメント:

コメントを投稿