2012年8月21日火曜日

ド☆素人 キリマン登山日記④ 番外篇

最後の夜は、3100m地点にあるキャンプ地で過ごします。もう、みんなともお別れだと思うとしんみり。

次の日の朝、ガイドさん、ポーターさんたちが全員集まって、チップの儀式。そう、彼らの収入源はチップに拠るところが大きいのです。不正がないようにみんなの前で誰がいくらかということを読み上げます。このときの盛り上がりが最高潮。そして、彼らによるキリマンジャロの歌2本立て。
歌って踊っているときがイキイキしているあたり、本当にアフリカって音楽の国だなぁ~って思います。いくら感謝しても足りないくらいお世話になった6日間。彼らのプロフェッショナルな仕事ぶり、明るさ、気遣いなどなどキリマンジャロ登山の魅力はこのツアーを支えてくれた彼らとの時間に凝縮されています。一緒に登った友人、サポートしてくれたメンバーみんなに感謝です。
最後の最後まで、感動感激しっぱなしでした。

とはいうものの、話はここで終りません。
地上に降りてきたころ、ガイドさん、おもむろに質問。
「電話番号教えて。」
きたーーー!!!(笑)

山男 地上に降りれば アフリカ男子

「ウガンダの携帯やから、タンザニアじゃつながらないかもぉ~」なんてしらばっくれていましたが、あっさりバレて電話番号交換。次の日、お家へご招待していただくことになりました。

みんなで押しかけました、その名もキマリオ邸。
えらく奮発してくださったようで、お肉のスープに白ご飯がでるという力の入れよう。
そして!家の奥からでてきたのは、キリマンでお世話になったポーターさんたち!!彼らは兄弟だったのです。
ランチが終るころ、今度は近所でお茶でもしようと場所移動。
仕事が終って家庭でのんびりと過ごす彼らを見ていると、幸せそうだなーとしみじみ感じます。お家もこざっぱりしていて、電化製品もあり、ウガンダの一般家庭から見れば中の上といった感じ。コーラやモルトジュースを水で割ったりと、慎ましやかなのか嗜好なのかは謎ですが、そんな些細な日常も微笑ましかったです。最後は村の喫茶店で記念撮影。
キマリオ・ブラザーズ
お別れはさっぱりとしていて、それが心地よくもあり、もう会うことはないのかなぁと思うとまたしんみりともしてしまいます。
名残惜しいですが、これにて終了キリマン礼賛日記。
お付き合いありがとうございました。

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