2011年8月23日火曜日

小噺

このところ、ずぅーーーっとおでかけネタが続いており、世間の冷たい目が気になりだしたのでお仕事の様子もご報告させていただきます。
改めてご紹介。わたくし、リゾート隊員ではなく、蚕の世話隊員でもなく、手工芸隊員として養蚕センターに派遣されています。

主な業務は、朝と夕の餌やり。他の時間にシルクを使った新アイテムの制作、近所や隣町への出張編み物教室、物ができれば販売先への営業。そうそう、糸を購入する農家とのやりとりも含まれてます。文字にすると多岐に渡りますが、これらをのんび~り、じっく~~り取り組んでおります。

そんなある日の出来事。
同僚の一人に編み物エキスパートと呼べる抜群の理解力と技術力を誇る女性がいます。日本の本に書かれている編み図を教えたところマスター。ほんとに優秀。
その彼女、黙々とスカーフを編んでおりました。これまで本の中から柄を引用していたのですが、今回は見慣れない不思議な模様が編みこまれています。何度も書き直されたデザイン画もかたわらに置かれています。ウガンダ人だからこそ持ってるセンスとか伝統柄とかが見れるんじゃないかと興味津々のわたし。
「おもしろそうやな~。どんな柄になるん?」
しげしげと眺める、わたし。
縦に広げていたものをコッチといって横に広げる彼女。。。

そこに現れた柄はナント!
SILK
の文字。

シルクのスカーフにSILKの文字柄。

この技術力、完成度、すごい。すごいよ、すごいんだけどさ。。。
なんて説明したらよいのかしら。
けど、面白い。おもしろすぎるやろ、フラビア。

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