2012年10月3日水曜日

saloooooooon!

髪は女の命です。

こんな話はよく聞きますが、ウガンダでも当然のことながらこのフレーズは当てはまります。
ウガンダ人の髪の毛は、例えるならスチールウール。細い髪がチリチリとしています。伸びてもクシャクシャ。クルクルにはならない。ウガンダで会うくるくるカーリーヘアの黒人は、わたしの知る限り欧米ハーフもしくは、エチオピア人です。
オリジナルの髪の手入れは大変。髪に櫛を入れるともつれて痛いだけ!と怒っているのを聞いたことがあります。

だけど、わたしが写真で紹介する人たちは大概ロングヘアーをなびかせています。さて、なぜか!?

それは、
みなさんウィッグや付け毛を編み込んでるからなのです。
髪型自由自在。ロングもショートもストレートもツイストもなんでもござれです。
こちらに来たばかりの頃は、人の顔が識別できず、唯一髪型で人を判断していた時期がありました。なのに女性はコロッと髪形を変えて、またゼロからスタートということもありましたっけ…懐かしいなぁ。

いろんなカラーの、いろんな髪型を楽しむウガンダ女性はかなりのおしゃれさんだと思います。
そんな彼女たちを見習って、わたくしもウガンダ・ニャボ・デビューをとうとう果たしました!


真ん中、親方。
村の小さな美容院
小さく髪の束をとって、人工毛とツイストしていくという超ハンドワーク。なんと、3人がかりで9時間の大傑作です。美容師は途中から疲れが最高潮に達し「お前の頭デカすぎんねん(怒)」とぶつくさ文句を言い始め、お腹が減ってきた私も「ひっぱったら頭痛いねん!首もだるいねん!!」と険悪なムード。昼ごはん休憩を挟み、なんとか乗り切ることができました。

この髪型、老若男女すべての世代を通じてすこぶるウガンダ人の評判がよろしいです。

さてはて問題はといえば、

その1:痛い。
頭皮を引っ張って編みこんでいるため突っ張って痛い。同僚に言わせると、初めてのときはそういうものなのよ、というアドバイス。しかも、痛み止めを飲んで乗り切るそうです。昭和生まれとしては、あんまり薬の力を借りたくないということで、我慢することにしました。

その2:仰向けで眠れない。

髪のボリュームが多すぎて、上を向いて眠れない。横を向いても頭を刺激して痛い。よって、うつぶせでタオルを敷いて寝る。

その3:重い。
人工毛をこれでもかっというくらい付けてるわけですから、当然重い。首がだるい。肩が凝る。コレを外せば、修行から解き放たれたように身軽になりそうです。

その4:かゆい。
編みこんでから4日が経過したのですが、痒い。髪の毛を洗おうにも、断水つづきのため、大量の水を必要とする編込みヘアーのシャンプーは断念。乾きにくいので、洗って半乾きで臭いのも嫌だし。ダニとか蚤とかシラミとか湧いたら嫌だし。
ちなみにこちらの女性陣は、まめな人で月に1度髪型交換のときにシャンプーするそうです。よく頭をガツガツ叩いてる人やペンを頭に挿してボリボリ掻いてる人を見かけますが、きっとそういうことなんですね。

その5(想定):くさい。

まだ自身では感じませんが、その日も近いかと。。。ウガンダの人は優しいから言ってくれないだろうし。。。週末は、首都に上がって大量の水とホットシャワーでもってしっかり洗ってきます。

コレだけデメリットを挙げると、なんのメリットがあってこんなことをしたのか自分でも分からなくなりますが、ひとつ経験ということで。

日本人の髪はストレートのため、編込みがほどけるのも早いそうです。なので2週間が限界かな。その後、数人を募って除毛式を行いたいと思います。これまた一苦労。

編み込んだので、髪の毛にブラシをあてなくていいものだと思っていたら、職場で注意されちゃいました。ブラッシングして、結びなおしてもらう、幼児のようなわたし。為されるがままです。

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